《工具》金槌について



こんにちは!いかがお過ごしでしょうか?!

今日はジュエリー作りに欠かせない工具「金槌-かなづち-」について


・金槌とは

・金槌の役割

・金槌の種類


の3つを主観で短く綴リます😊



「金槌とは」

金槌は-頭が鉄でできているつち-のことです。

日常だと釘を打ち込むのによく使われます。

槌はハンマーやトンカチ、玄能、殴りと呼ばれることもあり、

金槌の他に、木槌やゴムハンマーなどもあります。



「金槌の役割」

ジュエリー作りにおいて金槌には

金属を伸ばす、広げる、固める、跡をつけるなど様々な用途があります。

itoawareにもいくつかの金槌があり、制作体験の際には3種類の槌目を使いわけて模様付けしています。

また、ジュエリー制作では地金を柔らかくして加工しやすくするために焼きなましという作業をするのでどうしても強度が弱くなります。

その時、金槌にはなました金属を叩くことで形を作るだけではなく、表面に圧力を加えることで柔らかくなった金属を硬化させ、完成したときの強度を上げる重要な役割も担っています。


「金槌の種類」

金槌は重さや槌部分の形、槌目の模様も多種多様です。

使う職人によって好みや使いやすさが異なるため、

持ち手部分の長さを切って調節していたり、槌目の磨き具合や丸み具合を調節していたり、

自分専用の金槌を持っている職人も少なくありません。

使う理由や素材によって何本も使い分けながら1個のジュエリーが完成します。


itoawareでは鍛金という技法で指輪を作っているため金槌はなくてはならない工具です。

槌目が傷ついているときれいな指輪を作ることができません。。。

大切な工具たちも都度つどきれいに磨き上げているので安心してご注文くださいませ。

普段見ることの少ない工具たち、指輪を見るついでにちらっと見ていきませんか?!




itoaware -いとあはれ- 京都店

いとあはれは古語で 「ああ、美しい...」と 感動する様を表しています 鍛金という金属を叩いて延ばす 昔ながらの技法で、職人が 一人一人の為に仕立てる指輪屋です

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