婚約指輪と結婚指輪 選び方を実例付きでご説明します【前編】

ハンドメイドリングの専門店「itoaware -いとあはれ- 京都店」です。

今回のテーマは「婚約指輪と結婚指輪」です。

このリングの意味や違いについてお話ししたいと思います。

それぞれ「エンゲージリング」「マリッジリング」とも呼ばれていますよね。

私の個人的な思いや、お客様の声も交えつつ、いつも以上に今回は熱く語らせていただきます!



婚約指輪 -engagement ring-

プロポーズをする際、結婚の約束をする際に、捧げられるリングのことです。

二人の愛と未来を約束する証といえるでしょう。

そのためこの指輪をつけることは 「私には将来を約束している人がはいます」 ということを周囲に知らせる役割もあります。

上の写真のように、男性が女性の前にひざまづき指輪を捧げる姿は、誰もが一度は憧れる愛のシンボルではないでしょうか。



婚約指輪のデザイン

華やかでで豪奢なデザインのリングが好まれます。

一生に一度しか買うことの無い特別な指輪ですので、細やかな模様をあしらったり、大きな宝石を飾り付けたりと、愛の強さをそのまま形にしたようなデザインとなります。

エンゲージリングの宝石といえば、やはりダイヤモンド。

この球場で最も硬い宝石は、永遠の愛を誓うにふさわしいシンボルとして伝統的に親しまれてきました。


ダイヤモンド以外では、相手の誕生石を飾りつけることも一般的です。

例えば、5月生まれの方には「エメラルド」、9月生まれの方には「サファイア」のように。


リング全体のデザインも様々です。

よく知られるデザインとしては、大きな一粒ダイヤモンドを立て爪であしらったソリティアリング。

宝石の存在感がより強調されるでしょう。

小さな宝石を指輪全体に美しく並べ立てたエタニティリングは、自然なつけ心地ときらびやかな印象が人気です。



結婚後はどうなるの?

お二人の関係が「婚約」から「結婚」に進まれたあとは、普段は身に付けないのが一般的です。

やはりエンゲージリングとは、美しくも繊細なもの。

普段はジュエリーボックスの中で大切に保管し、パーティーや記念日などスペシャルな場面でのみ身に付けるとよろしいでしょう。



結婚指輪 -wedding ring-

プロポーズ、婚約を経て、めでたく結婚されたお二人が、日常的に身につけるリングが「結婚指輪」です。

お二人をより強く結びつける、夫婦の絆となります。

日ごろから身につける指輪のため、シンプルなデザインが好まれます。

ちなみに、日本では結婚指輪を『マリッジリング』とも呼ばれていますが、英語では『ウエディングリング (wedding ring) 』と呼ばれています。

マリッジリングとウエディングリング、どちらの呼び方も間違いではありませんので、ちょっとした豆知識として抑えておくとよいでしょう。



結婚指輪のデザイン

先ほど述べました通り、マリッジリングは日常使いの指輪です。

そのため、華やかな婚約指輪とは違い、シンプルでいつもの生活に馴染む自然なデザインが好まれております。

いつでも指にはめていられるシンプルさが求められる一方で、夫婦の『個性』を大切にされる方も多くいらっしゃいます。

指輪の内側にお互いの名前や記念日を刻印するのは、永遠のリングに『個性』を刻むその代表例ですね。

中には指輪全体のデザインするカップルや、結婚指輪そのものをご自分で作ってしまう方も。



日本で一番好まれている素材はプラチナ

次は素材についてです。

白く美しい輝きをはなつプラチナは、たいへん硬い貴金属でもあります。

そのため、強く結ばれた夫婦の絆を繋ぐにふさわしい素材とされているのですね。

実は、日常生活のちょっとしたキズに強いという現実的な理由もあります。



海外ではゴールドリングが好まれる

結婚指輪の源流。

欧米では「金」で作られたリングが人気です。

以前ご来店されたヨーロッパからのお客様は、当店のハンドメイドリングが気に入り、18Kゴールドの結婚指輪をお買い求めいただきました。

ずっと結婚指輪を探していたところ、フラリとたまたま観光でと立ち寄った当店で、ナチュラルで素朴なデザインに一目惚れされたそうです。

プラチナが主流の私たち日本人からすると少し意外ですよね。

ただ、指輪の専門家である私たちの目には、日本でも徐々にゴールドの結婚指輪が増えてきているよう感じられます。



まとめ

それでは最後に、2種のリングの違いを簡単にまとめてまいます。


結婚指輪 -engagement ring-

◆宝石をあしらうなど、豪勢なデザイン

◆婚約期間中と、特別なシーンでのみ身につける


婚約指輪 -wedding ring-

◇手に馴染むシンプルなデザイン

◇日常生活で普段から身につける




いかがだったでしょうか?

"婚約指輪と結婚指輪 選び方を実例付きでご説明します"の【前編】では婚約指輪と結婚指輪の定義や違いを、わかりやすく客観的にまとめてみました。

ちょっと味気なかったかもしれませんね。

しかし【後編】では主観たっぷりに、私見を語らせていただきますよ〜。

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itoaware -いとあはれ- 京都

itoaware -いとあはれ- 京都店

いとあはれは古語で 「ああ、美しい...」と 感動する様を表しています 鍛金という金属を叩いて延ばす 昔ながらの技法で、職人が 一人一人の為に仕立てる指輪屋です

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